導入の背景・課題 |販売管理・生産管理を軸に基幹業務をトータルサポート!日立システムズのTENSUITE(テンスイート)



製販システム統合、倉庫の見える化に成功(株式会社アドテック様)

生産系と販売系のシステムを統合。さらにファブレス対応で外注先の在庫がすぐに分かります。 株式会社アドテック 管理本部  篠 敦史氏(左)、後藤眞治氏(右)

  • 業種 電気機械器具(ファブレス)製造業
  • 特長 ファブレス形態

「SD」や「microSD」、「USBフラッシュメモリ」などの商品パッケージに、「ADTEC」のロゴを見たことがある方も多いのではないだろうか。今回は熾烈な低価格競争の続くメモリ業界で、トップクラスのシェアを誇る株式会社アドテック様(以下、アドテック様)に、ファブレス製造業における TENSUITEの導入と運用方法、および、今回パッケージを利用したシステム構築に成功できた背景について、お話を伺った。

導入の背景・課題

分断した販売管理と生産管理システム

株式会社アドテック 管理本部 後藤眞治氏
「分かれていた販売システムと生産
システムを統合して、合理化したい
ということが、システム入れ替えを
決意した一番大きな理由です」
と語る後藤氏

アドテック様の特徴は、工場を持たず、製造工程をすべて外部に委託して生産する完全「ファブレス」方式ということである。また取り扱い製品のほとんどが製造期間が短い(1~2日)、市場の変化が急激、という性質もある。したがってアドテック様では、販売状況に応じて外部の委託工場と密接に連携し、部材在庫をコントロールしながら変化にフレキシブルに対応していく運用が必要とされている。

このような業務条件の中で前システムの抱えていた大きな課題は、販売系と生産系のシステムが分かれていたことだ。さらに長年改修を繰り返して利用してきたため、“つぎはぎ”の状態となり、在庫の二重管理、業務の非効率など多くの不都合が生じていた。

失敗を生かして業務標準化を目指す

また、前システム構築でアドテック様が反省したのは、「作りこみをしすぎた」ことだ。前システムの構築目的は当初、業務フローの根本から見直しを図ることによる、業務とシステム両方の再構築であった。しかし1年という長い導入期間中、多くの要望をシステムに取りこんでいくうちに方向性は変化し、システムを従来業務に合わせるというやり方になっていった。結果、抜本的な業務改革が実現できなかったのだという。

「そのときの反省を踏まえて経営層が今回のシステム導入の狙いとしたのが、パッケージソフトを基本としつつ、自社の強みを生かすための最低限のカスタマイズを行なう、というものです」と、管理本部総務グループの後藤氏は語ってくれた。パッケージを基本とした業務フローの整備と、その標準化・効率化に再度チャレンジしたのである。


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