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失敗事例から学ぶ基幹システム構築講座

在庫管理

(コスト削減1)
「在庫が増えているのになぜ欠品が起こるのか?」(1)

精密金属部品製造勤務のA氏。A氏の勤務先は最近売上は落ちる、部品・素材在庫が増える、欠品率も上がり納期遵守率も落ちている。この悪循環の原因は・・
(2009/4/15)
筆者:(IT コンサルタント)石田 富士夫

対策会議の結論とその後の展開

A氏は対策会議を以下の結論を合意して、各部門の課題を検討・実施後に再度会議を開催する事としました。

対策会議の結論

  • (1) 素材の在庫圧縮対策

    受注の減少している製品に使用する素材について以下の対策を行う。

    • 営業で顧客から受領した3ヶ月先予測を評価し生産管理に報告する。
    • 生産管理でシステムを利用し受注予測数を素材使用量に展開した値を計算し、発注量の検討リストに反映する。(システムの改善)
    • 購買、製造部門では余剰分を見極め、納入調整を行う。(メーカと調整)
    • 余剰在庫が長期停滞する可能性がある素材は営業も含め早期処分対策を立てる。(素材を活用した新規製品の提案、素材の転売等)
  • (2) 納期遅延原因の調査・分析を行い次回に対策案を報告する。

    (生産管理部門、製造部門、購買部門)

    以上の結論に基づき素材在庫の削減対策を始めました。
    また、納期遅延原因の調査・分析が生産管理を中心にスタートしました。

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著者プロフィール

ITコンサルタント 石田先生

著者 石田 富士夫(ITコンサルタント)
中小企業向けビジネスソフト全般に対する情報化企画、要件定義、ベンダー選定、設計、製造、移行、運用に関する相談・指導に従事し、システムの構築・サポート経験は100社を超える。
主な得意分野は、生産管理、販売管理、在庫管理、購買管理、原価管理、財務管理など、ビジネスソフトの分野。

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コラムは筆者の個人的見解であり、日立システムズの公式見解を示すものではありません。

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