業務の全社共通化、見える化に成功(株式会社バンノ様)

ゴム成形品・樹脂成形品卸売業
在庫管理
世界を舞台に、小物は樹脂部品から完成品、大物なら海洋機材類まで広く取り扱い、お客様のニーズに合わせて調達・製造する、株式会社バンノ様(以下、バンノ様)。そのパワフルな企業活動の基盤ともいえる社員の結束力を、基幹システムの刷新でさらに強化することに成功した。今回は、その導入までの流れや導入後の様子について、お話をお伺いした。
導入の背景・課題

「データを全社一元化して、
販売状況や経営状況をリアルタイムに
把握できる仕組みが必要だった」
と語る伴野社長
- 背景
- 従来のシステムは日立システムズに依頼し個別開発したシステムで、手厚いシステムサポートにも助けられ便利に活用してきた。しかし導入後11年経過し、新しいOSに対応できないことに加え、部分的な機能の変更・改良では事業の拡大に対応することが難しくなり、課題が生じ始めていた。
- 事業所ごとに分離したデータ
- 2つの事業部(本社、豊橋)は、その歴史や取り扱い製品の特性から業務運用が異なり、そのため全社ベースの管理資料は各々のデータをExcel上で作成しなければならなかった。そのため経営状況の把握がタイムリーに行なえず、集計ミスも発生していた。
- 輸出・輸入への未対応
- 5~6年前から輸出取引が、2~3年前から輸入取引が飛躍的に増え、手作業で行なう輸出入対応の書類作成には、国内業務の2倍以上の手間がかかっていた。また為替差益・差損や輸出入の諸掛による変動が掴めなかった。
- 帳簿と実在庫が合わない
- 在庫管理については「機能自体はあったのですが、使い切れていなかったのです」と伴野社長。ユニット品や複合部品に対応する機能が複雑化して運用が難しく、部品構成の設定の漏れなどによって在庫に大きな狂いが生じていた。このためシステム上の在庫は見られなくなり、在庫を把握するには各自がExcelで管理しているデータを合算する、という作業を行なわなければならなかった。当然集計時のミスやタイムラグが発生し、在庫の把握が難しくなっていた。
これらの課題を解決するためにバンノ様は各事業部から業務に詳しい担当者を選任し、プロジェクトを立ち上げて新システムの検討を始めたのである。







